エコ(ECO)

エコで涼しい家2

■計画的な植栽が風を生み、風を通す

砂漠化したような現代でも、「風」や「緑」といった自然の力は残されています。樹木や建物の配置、季節や時間ごとの日照、風の向きを考慮して、住宅の設計段階から適度な日照と通風を得られるようなシステムも出来上がっています。

住宅の回りに樹木を配置することで、緑を身近に感じる心理的効果や、風を室内に導きやすくなる効用があるといわれています。最近の住宅では、わずかなスペースであっても緑のある空間を設ける設計手法が一般的ですが、それはこのようなエコ配慮も背景にあるのです。

リビングなど大きな窓が設けられることの多い南の開口部近くに落葉樹を植えれば、夏にはその枝と葉が生い茂って直射日光をコントロールしてくれますし、葉が落ちる冬には暖かな光を取り込んでくれます。樹木は、隣家との間に発生する輻射熱を吸収してくれる効果もあり、葉の間を通り抜けた風が冷やされて居室に導かれると、涼しくなるという冷却効果もあります。

最近は簾の効用も見直されていますが、例えばアサガオのようなツル性植物をスクリーンのように配置するだけでも簾のような効果があるとか。緑のブラインドでプライバシーも確保でき、一石二鳥ですね。

夏の強い直射日光が入りづらくするために、庇を長くとる住宅が増えているのも最近の傾向。夏の直射日光が室内に入ると体感温度が上がってしまうため、冷房の設定温度を24~25℃と低めにしてしまいがち。直射日光をコントロールするだけで、27℃くらいの設定温度でも不快感を感じず、エコにもつながります。

 

(shim)


 

※上記の内容は、掲載(08/8/22)時の情報を基に作成しております。

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